保活の第一歩、保育園見学で保活を攻略・成功させるには?よくある見学の勘違い、偏見をまず無くそう!

保活

保育園見学によって得られる情報は様々ありますが

実は中には、

保護者の方の勘違いによって

間違った情報を持ち帰ってしまうケースもあります。

今回は

保護者の方が保育園見学で

勘違いしやすい事例を紹介していきますので

保育園見学に役立ててもらえたらと思います。

勘違いかも⁉その①「ボーっとしてるだけの保育士を見かけた・・・」

時折ネットやSNSにて

保育園見学をされている方の

このような発信、投稿を見かけます。

「ボーっと園児を眺めるだけの保育士がいた」

「保育士なんだから子どもと遊んでほしい、子どもと遊ぶのが仕事でしょ?」

といったものです。

どうやら保育園見学で

園児が園庭などで遊んでいる様子を

見学させてもらった際、

そこにいた数名の担任らしき保育士の中に一人だけ

園児らと遊ばずに

ただ園児らをボーっと眺めているだけの保育士を見つけた

という内容のようでした。


なるほど、

遊んでくれるはずの保育士が

子どもと全然遊んでくれないなんて

少し冷たさを感じますよね。



しかし実はこれ、勘違いかもしれません。


保育士は

子どもと遊ぶことのみを仕事と捉えられてしまいがちですが

もちろんそれだけではありません。

子どもの安全を確保することも重要な職務の一つです。


数名の保育士で大勢の園児を見る場合

保育士間で役割を分け

全体を見回す保育士という役割をつくることも

場面によって必要となります。

全体を見回す保育士が一人いるだけで

子どもの安全は大きく高まりますので

園児の安全を守る上で必要不可欠の重要な役割です。


しかし見回す役割の保育士は

はたから見ると

確かにボーっとしているだけ、眺めているだけと

勘違いされやすいのも事実。


ボーっとしている保育士を見かけた際は

子どもと遊んでくれない冷たい保育士と早々に判断せずに

見守る役割に徹している保育士である可能性も

視野に入れてよく見学してみてください。

勘違いかも⁉その②「園内どこを見ても凝ってる!魅力だらけだわ!」

保育園見学をいくつかしていると

保育園によって魅力づくりが様々である事が分かると思います。

壁面がどこを見ても凝っていたり

多種多様な生き物を飼育していたり

年間行事として沢山の内容が詰め込まれていたり、、、

保育園の魅力は多い方がもちろん良いのかもしれません。


しかし

それが日々の保育の質に影響を与えていないかは

しっかり見定めておきたいところです。

というのも

保育園の魅力を作っているのは

他でもない保育士です。

魅力づくりが多ければ多いほど

そこで働く保育士によって作り出されている魅力であることを思うと

一人ひとりの保育士の負担になっていないかが気になります。

魅力づくりの負担が大きすぎると

一体何が起こるのでしょう。

すなわち保育の質の低下です。



保育士が園の魅力づくりに向き合うあまり

子どもと向き合う時間が無くなり

保育の質が低下していたり

園児との関係が雑になっていないかが心配です。

保育士はふつう

職務の大半を園児と過ごします。

しかし保育園に散りばめられている魅力が

保育士の頑張りによるものであるならば

一体どの時間にそれは行われているのでしょうか?

大半の場合、残業であったり、持ち帰って仕事をしているはずです。

過度に保育士の負担が大きい保育園は

離職率も高いです。

離職率の高い保育園に自分の子どもを預けるのは

ちょっぴり不安がよぎりますよね。



少し話はズレますが

こうなるとその保育園の離職率も気になってきますよね。

保育士に過度の負担をかかっていないか、

保育士にとって働きやすい保育園かどうかは

保育士の離職率の高さに大きく影響します。

離職率について知るならば

年度末、もしくは年度初めの見学がおすすめです。

年度の変わり目は保育士が退職するタイミングでもあります。

したがって年度末や年度初めは在園児の保護者向けに

保育士の退職者や、入職者を掲示している場合が多いです。

明らかに人数が多ければ保育士の入れ替わりが激しい保育園で

保育士一人ひとりの負担やストレスの大きい保育園と判断できますので

保育園選びの判断基準一つとして知っておいても良いかと思います。

まとめ

保育士以外の方には

こうした内部事情、この職ならではの常識は

なかなか知り得る機会は少ないものです。

保育士目線で保育園見学のポイントを

お伝えいたしました。

保育園選びがより良いものになればと思います。

今回は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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