そんなのないない!ありえない保育園ドラマ・漫画あるある3選

保育園あるある

保育園を題材にしたドラマや漫画でよく見る展開ってありますよね!


特によく見るのが

1,合コンがあるから若い保育士が早退する

2,子どもが保育園から脱走

3,保育士が子どもと一緒にお昼寝


物語の盛り上がりや必要な展開なのでしょうが


現役保育士からすればありえない展開すぎて笑ってしまいます!


我々保育士をバカにしているのかと憤りを覚える方もいるかもしれません!


保育園という職場がそのような場所なのだと誤解されてはたまりませんので


ここでは誤解を解いていきたいと思っています!

合コンを理由に突然早退

ドラマの中で、主人公の保育士に突然同僚の保育士が話しかけます。


「ごっめーん、これから合コンだから早退するね!遅番変わってもらっていい?」


きっとその同僚の保育士は普段から異性との出会いに熱心で


その性格からたびたび主人公の保育士を振り回す設定なのでしょう。



台本とはいえ、おいおいちょっと待ってくれ。


と我々現役保育士は言いたくもなります。


ドラマの展開としてはあるあるですが


現実には そんなのないない!


確かに


異性との出会いに熱心な性格の方だってもちろんいます。


合コンにも誘われることはきっとあります。


なにせ保育士ってモテますからね!


問題は合コンなどの私的な理由で当日に突然シフト変更を押し付ける部分です。


ここに我々は物申したい!


現実問題として勤務時間の変更は園長や主任などの上司に報告、相談が必要になるはずです。


また、今回挙げた事例では、同僚の保育士が遅番を押し付けようとしています、


つまり主人公は遅番ではなかったわけです。


となると主人公は本来の退勤時間に退勤できずに


遅番の勤務を引き継ぎ、勤務の続行をすることになります。


つまりは残業です。残業ならば上司に残業申請を行います。


こんな場合、申請理由をどう上司に伝えればいいのか見当もつきませんよね。


そもそも私的な理由による当日の勤務変更の押し付けは


社会人のマナーとして少々あり得ませんよね。


保育園という場所も社会人で構成された組織です。その意味では一般的な会社と大差はありません。


保育士もしっかりとした勤務態度で日々職務に臨んでいますよ!


このドラマの展開から


保育園ってそんなに緩い職場なのかぁ、そんな感じでいいのかぁ


と間違った印象を持つ方がいらっしゃいましたら


その誤解を少しでも解けたら幸いです!

園児の脱走

こちらもドラマの展開としてはあるあるですが


現実的には そんなのないない!


ドラマのストーリーの起伏であったり、盛り上がりの為に


必要な展開なのだろうとは思います。


ですが正直なところ、


保育園や幼稚園から子どもが脱走だなんてあってはなりません。


そんな簡単に子どもが保育士の目を盗んで園外に出れるなんて


まず保育園として成り立っていません


ドラマではあるあるな展開ですが、現実で起きればもはや事件です!ニュースになります!


そんな子どもの安全を脅かす事件が起きないよう


プロの保育士たちは身を粉にして子どもの安全を守っています。


必要な数の保育士がしっかりと配置されていれば


子どもの園外への脱走だなんて起こり得ません。


さらに保育園という施設の作り自体も、


出入り口の開閉のカギが子どもが手の届かない所にあったり


保育士が子ども全員を見渡せるよう死角のない作りになっています。


子どもが大人の目を盗んで簡単に脱走できるような


環境の保育園はほぼあり得ませんので、そちらも誤解のないように!

午睡中に子どもと一緒に爆睡

ドラマの中でおてんば保育士の主人公が


保育園の午睡時にうっかり子どもと一緒に爆睡♪


先輩保育士にこっぴどく叱られちゃう♪


なんて展開もあるあるですよね。


ですがもちろん現実的には そんなのないない!


確かに保育は激務なので


午睡の時間には保育士にも非常に凶悪な睡魔という怪物は襲ってきます!


しかし保育士にとって


この午睡で子どもが寝てくれている時間が


膨大な量の保育書類を片付ける貴重な時間なんです!


子どもとは遊んでも睡魔とは遊んでいる暇はありません!


子どもが寝ている間は一緒に寝る間もなく


書類に追われる保育士がほとんどなのです。


また、午睡中の子どもの安全を見守るのも保育士の職務です。


勤務中に子どもと一緒に爆睡することは、この職務の放棄にあたり

望ましいものではありません!


まとめ

医療ドラマや刑事ドラマにおいても、現職の方々からすると


そんなのないない、というあるある展開は多いそうですよ!


純粋にドラマや物語を楽しむ分には良いのですが


それらを通して保育の仕事への誤解につながらないよう


楽しんでいただきたいです!

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