保育士の転職に潜む罠?!気を付けたい求人文句5選

保育園あるある

1,「アットホームな職場です」

2,「残業ゼロです」

3,「人間関係とても良いです」

4,「無資格・未経験歓迎」

5,「髪型・髪色自由です」


上記5つは保育士求人でよく見る単語たちですよね!


どれも魅力的な言葉に聞こえますが


実は思わぬ落とし穴がある場合があるのをご存じでしょうか?!


これらの言葉が意味することをしっかりと理解すれば


より自分に合った保育園の就職、転職に繋がるはず!


今回は保育士求人でよく見るこれら単語の意味を


どう深読みできるか お伝えしていきます!

「アットホームな職場です」ってつまりどんな職場?

保育士求人に限らず、よく見られる求人文句「アットホーム」


アットホームとはつまり家庭的、


自分の家のようにくつろげる雰囲気であることを意味しています!


そのような職場があればとても魅力的ですね!


ですが保育園求人においてアットホームを売り文句に掲げるのは


いかがなものでしょう。


なぜなら、保育園とはそもそもアットホームであるべきだからです!


アットホームでない、くつろぐことのできない保育園で


子どもの健全な成長は促されません。


普通に考えると、保育園とはつまりアットホームなんです。


チョコレートパフェの味を「チョコレート味が強い」と言っていることと変わりありません!


にもかかわらずアットホームを売り文句に掲げる保育園求人があります。



これは一体どういう事なのかというと



何も魅力もなく方向性もない保育園の求人である可能性があるということです。




保育園として当たり前すぎる「アットホーム」という売り文句のみの求人の園が気になった際は


実際に足を運んでその園の特徴を自分の肌で感じることが一番でしょう。

「残業ゼロです」ってぶっちゃけ本当なの?

残業がどの程度あるのかは求人を探すうえで


誰もが気になるところですよね!


保育園という職場で残業をゼロにするには、


なかなか努力が必要になります!


保育園は子どもを預かり、養護と教育のもとに保育を行います。


それにかかわる書類や制作準備などの事務作業も非常に多いです。


しかしながら子どもと共に過ごすことで勤務時間が終わってしまうことも毎日です。。。

事務作業に手を付けられるのは、子どもが午睡中のわずかな時間のみ。


大量の事務作業をそのわずかな時間で終わらせるには無理があります。


潤沢に職員数を設ければ事務時間の確保もできますが


それもなかなか難しいのが保育業界の現状です!


ほとんどの場合、残業は必要です!


残業ゼロを掲げているのは、そもそも残業をさせずに家に持ち帰らせているだけ。


これを持ち帰り残業といいます。

サービス残業と同じで給料が発生しません。


残業は月に○〇時間ほどです、


など具体的な数字を正直に書いている求人は非常に良心的なのかもしれません!

「人間関係がとても良いです」って信じてもいい?

いいえ、それを就職や転職の判断材料にはしないほうが得策です!


そもそも人間関係が良いかどうかは


自分がその職場に入って相性を知らなければ、良いか悪いか分かりません!


最終的に人間関係の良し悪しを決めるのは自分!


見学で見たり感じたりできる部分は大きいと思いますので


人間関係や雰囲気を知りたいのなら


まずは見学をさせてもらうのが良いかもしれません。


「無資格・未経験歓迎」ってどうなの?

こちらも注意が必要な求人です!


誰でもいいからとにかくウチに就職してくれという


かなり切羽詰まった人員不足が起きている場合があります!


未経験ならまだしも無資格者も歓迎しているということは


保育士資格者がこぞって避けている保育園であり


困った保育園側が無資格者まで求人の幅を広げた可能性も考えられます!


保育士資格者が避ける保育園はブラック保育園の可能性が高いです!


ちなみに保育補助という働き方で無資格者も働くことが可能です!


純粋に保育補助も募集しているのであれば、


無資格者歓迎という文面に問題はありません!

「髪型・髪色自由」ってことは金髪にしてもいいよね?

ちょっとお待ちください!


自由と掲げつつも、「ある程度は自由」カラーを禁止をしているわけではない」


という意味が隠れている場合があります。


「禁止にはしていないです、こんな感じでカラートーンに規定はありますので、

その規定の中であれば自由にしてもらって結構です。金髪は規定外のカラーですのでお控えください」



という落とし穴があったりします!


また、一人ひとりの人間性のイメージが重要視される職場なので


どれだけ自由を掲げていても、園長先生や保護者の方々から苦言をいただけば


出来る範囲で改善する努力をしなければなりません。


自由とはやりたい放題してよいわけではありませんので


社会の一員として働く上では注意していきましょう!


まとめ

今回紹介した単語を使う求人をすべて気をつけろと言っているわけではありません。


正しく単語を読み解き、少ない情報から少しでもその保育園の情報を知ることが出来るように


よく見る単語を今回は深堀してみました。


判断材料のほんの一部になればと思います。


自分に合った保育園に出会えるよう


この記事を通して就活されている保育士さんを応援できればと思っています。

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