転職や保活に役立つ!保育園の見分け方・選び方~虐待が全くおきない保育園の特徴とは~

保育園あるある

自分の子どもを保育園に預けるならば

保育士による虐待が絶対に起きない保育園に預けたい

誰もがそう思うはずです。

保育士による悲しい虐待事件が

ニュースで取りざたされている中、


「この保育園は大丈夫だろうか」

不安に思う保護者の方も多いのではないでしょうか?

保育園に対しての不安を取り除けるよう

現役保育士が個人的視点で

安心できる保育園の特徴をご紹介いたします。

保育園選びの一つの判断材料になれば幸いです。

保育室カメラが設置されている保育園

最近になって導入が進んでいるのが

各保育室におけるカメラの設置です。

保育の様子が常に映像として録画されることで

子どもの安全を常にチェックするシステムです。

保育の中で思わぬ怪我や事故、

トラブルがあった場合に録画データを振り返って確認することで、

より具体的な状況確認と的確な対応が可能になります。

保育士たちが自身の保育を振り返る等、

自己研鑽の目的で使われる場合が多いですが

保育士が適切な保育を行っているか

監視することが可能であるという側面もあります。

保育室カメラがある事によって、

今回のニュースのような虐待を未然に防げる点は

子ども、保護者にとって安心できるものですよね。

また逆に保育士にとっても、やってもいない虐待の疑いをかけられた際には

カメラの映像で無実を証明できるので安心して働くことに繋がります。

保育士の人数が配置基準よりも多い保育園

子どもの人数に対して何名の保育士が必要であるか

「保育士の配置基準」というものが存在します。

0歳児3名に対して保育士1名

1歳児6名に対して保育士1名

2歳児6名に対して保育士1名

3歳児20名に対して保育士1名

4歳児30名に対して保育士1名

5歳児30名に対して保育士1名

という配置基準が全国一律で決まっています。



例えば保育士が1名いれば

0歳児を3名あずかれます。

一度この数字から離れて

現実を想像してみてください。

あなたの目の前に0歳児が3人います。


3人の0歳児が泣いたとします。

一人を抱っこし、もう一人をおんぶし、

残りの一人はどうすればいいのでしょうか?


話を本題に戻しますが、

日本の提示している保育士配置基準は

すべての年齢児において初めから破綻しています。


保育士の一日がいかに怒涛に過ぎていくか、、、



今回のニュースで虐待の一つの要因として

保育士の労働面におけるキツさ、余裕のなさが挙げられることがありますが

この配置基準を上回る保育士の人数を配置することで解決に繋がります。



クラス担任が配置基準通りのぴったり人数であっても

クラス担任を持たないフリー保育士が多ければ

配置基準を上回った保育が可能です。

保育園全体としてみた時に非常に人員数の潤った施設と言えます。

保育園見学の際にはそうしたところも注目してみてください。

事務員がいる保育園

保育園によっては保育士以外にも

事務員を採用しているところがあります。

その仕事内容としては

行政・役所への提出書類の作成(園児や保護者情報、保育資格保有者書類の提出など)

備品発注・支払業務

電話・メール対応、来客・見学者への対応

行政や役所、各業者への対応


ホームページ更新・SNS発信

等など様々です。

事務員がいない保育園は

上記の仕事を保育士が兼務している場合が多いです。


日々の保育の仕事すら精一杯の中

保育以外の仕事も兼務とあっては疲労困憊です。

事務員がいることでそうした仕事を任せることが出来るので

保育士の負担軽減につながり

保育士はより自身の本業である保育そのものに集中できます。

清掃職員が配置されている保育園

近年のコロナ情勢の中で

清掃、消毒がより求められています。

多くの保育士はコロナによって

清掃、消毒の負担が増えていることで

保育業務への圧迫を感じています。

事務員同様に清掃職員がいる保育園は

そうした負担から保育士を開放してくれます。


清掃職員が存在し、

常に掃除が行き届き、清潔感がある現場であるかを

保育園選びの判断材料にするのもありかもしれません。

まとめ

まだまだ判断ポイントはありますが

保育園見学などで簡単に見抜けるポイントだけ

今回はご紹介いたしました。

とにもかくにも

保育士が心身ともに余裕を持って働いているかが

安心して預けられる判断基準の一つです。

また勘違いしないでいただきたいのが

余裕のない保育士が全員虐待をするわけでは決してありません。

保育士さんは頑張り屋さんが多いんです。

余裕がなくたって可愛い子どもたちの為に頑張っちゃうのが保育士です。

誤解のないようによろしくお願いいたします。 

仕事の余裕のなさ程度では直接的に虐待事件へはつながりません、

あくまで考えられる理由の一つであることを御理解ください。

今回は以上です

最後までお読みいただきありがとうございました!

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