どうして保育園に鬼が来るの?節分に鬼が来る理由の伝え方アイディア!!

保育園あるある

子どもが言うことをきかない時

「鬼が来るよ」


「お化けが出るよ」

など怖がらせることで其の場の状況を解決すること、

よくありますよね。

効果てきめんの為、あまり多用するのは可哀そうだよなと思いつつも

ちょっと困った場面では鬼やお化けをちらつかせる言葉かけをしてしまう

そんな保護者も多いのではないでしょうか?

節分を控える時期になると

保育園においても「豆まき会」という

ビックイベントが待っています。

保育士が鬼に扮装して子どもたちの前に現れる

そんな凝った演出をされる保育園も少なくありません。

この時期は保育士の皆さんも無意識に

「良い子にしないと鬼がきちゃうかもよ?!」

という言葉がけが出ちゃいますよね。



しかし、保育園に鬼が現れる理由については

どうお話しされていますか?

「悪い子がいるから連れ去りにやってくる」

などのような脅しにはなっていませんか?

それだけだと、節分に対する恐怖ばかりが助長されてしまうかもしれません。

また、最終的に豆まきをして鬼は退治されてしまうわけですから

良い子にしていなくても豆まきすれば大丈夫なんて結論になってしまいかねません。

とにかく節分だし鬼がいれば盛り上がるだろうくらいの理由もアリですが

せっかくなら「良い子にしてないと連れ去る」以外にも

子どもにも分かりやすい、

保育園に鬼が来る理由、鬼を退治しなきゃならない理由

用意したいですよね!

今回はそんなアイディアを二つご紹介していきたいと思います。

理由1,鬼は悪い病気を運んでくる

鬼と言えば

桃太郎を始めとした絵本、童話において

いじわるな悪者として描かれていることが多いですよね。

ならばその設定に乗っかり、

「いじわるな鬼が悪い病気をもって保育園にやってくる」

という設定にしてしまうのはいかがでしょうか?

ストーリーはこうです。
「節分は意地悪な鬼が風邪菌やコロナなどの病気を持って、悪さをしようとやってくる。

だからみんなで丈夫な体を守る為に豆まきをして鬼(病気)やっつけよう。」

といった感じ。

意地悪をしにやってくるのか、と

鬼が来る理由が子どもにも明確に分かり

やっつけて病気から体を守ろう

という気持ちで盛り上がりますよね。

やっつけた後は

これで自分たちの健康な体を守れたね

と話すことで鬼を退治した達成感も増すことでしょう。

理由2,お腹の中に鬼がいる

保育園において鬼と言えば

怒りんぼうの赤鬼や、泣き虫の青鬼というように

色によって個性も一緒に連想されることが多いです。

クラスの子どもたちの中にも

ちょっぴり泣き虫さんや、ちょっぴり怒りんぼうな子どもさんが

何人かいるものです。

そこに着目し、鬼が来る理由を練ってみるのはいかがでしょうか。

ストーリーはこうです。

「実は子どもたちみんなのお腹の中には、鬼が隠れていることがあり

お腹の中に泣き虫の青鬼がいると、その子は泣き虫になっちゃって

怒りんぼうの赤鬼がお腹の中にいる子は怒りんぼうになってしまう

節分の時期は鬼が仲間を集めに保育園にやってきてしまう」

という感じです。


つまり泣き虫のお友だちは、

お腹の中の鬼のせいで泣き虫になってしまい

怒りんぼうのお友だちは

お腹の中の鬼のせいで怒りんぼうになってしまっている

というように伝えましょう。

お腹の中に鬼がいると仲間を集めに鬼がやってきてしまう

これで鬼が保育園にやって来る理由は整いましたね、

子どもにも分かりやすいのではないでしょうか。

さらに、豆まきをすることで

お腹の中にいる鬼も

驚いてお腹から出ていくのだと説明を付け加えれば

豆まきを終えたころには

やってきた鬼も、お腹の中の鬼も追い払い

すっきり達成感を味わえますよね。

ちなみに

「おなかのなかにおにがいる」

という絵本があり、

似たようなストーリーを絵本で楽しむことが出来るので

節分前に読んで聞かせておくのもおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

多少強引なストーリーにも聞こえるかもしれませんが

意外と子どもは納得してくれます。

さて、節分で一番大事なのは

節分の後の声掛けにもあります。

鬼を無事に退治し終えたら

「もう大丈夫!!」

これだけは必ずしっかり子どもたちに伝えてあげましょう。

安心して過ごせるはずの保育園に

まさかの鬼が姿を現したのですから

子どもたちにとって鬼との対峙は

我々大人の想像以上に衝撃的だったことは間違いありません。

退治できたからもう鬼は来ないことをしっかりと伝え

子どもを安心させると共に、追い払うことが出来た喜びと達成感を

十分に共感していきましょう。

これで節分は素敵な行事になったはず!

皆さんの保育園の節分が楽しい行事になりますように。

今回は以上です

最後までお読みいただきありがとうございました。

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