保育士として転職を考えた時
年度途中での転職に関して
抵抗がある方も多いのではないでしょうか？
しかしながら
8月のボーナスをもらってから退職をするという考えの方や
夏季休暇を利用して転職活動に集中する方など
8月の転職を魅力に思う方が一定数いるのも事実です。
実は8月入社にはいくつかメリットもあり
狙い目と捉える方もいるようです。
今回はこの「8月転職」の魅力について紹介していきます。
8月はライバルが少ない
なんと言っても8月はライバルが少ないのが
一番の魅力でしょう！
8月はまだまだ
転職に動き出す保育士さんも多くはありません。
また9月になれば就活生が
ドッと求人の土俵に流入し
採用倍率も当然大きく上がります。
そしてさらには
徐々に転職に動き出す保育士さんも増えていきます。
つまりライバルが少ないのは8月まで！
ライバルの少ない時期であれば
転職を有利に進めることが出来るでしょう。
ライバルが増える前に転職を成功させようと思うならば
やはり8月の求人は魅力的な時期といえます。
8月は新規園が求人募集を始めるシーズン
保育園は一般的に4月スタートです。
新規園も4月の開園に向けて
建てられる場合がほとんど。
そして4月の開園に向けて
保育園という建物とともに用意しなければならないのが
保育士という人材です。
4月の開園を目指す新規保育園の求人募集は
8月から行われることが多く
新規保育園のオープニングスタッフの募集を
この時期から徐々に目にするようになります。
(もちろんその年によってある年や、ない年はあります)
オープニングスタッフの募集は
人材をほぼ一から集めるわけですから
結構な数の保育士を採用してくれることが期待できます。
採用してくれる人数が多いかどうかは
倍率にも関わってくるので多い方が魅力的ですよね。
また新規の保育園なので、
そこで出来上がる組織は人間関係も一から作っていく事になります。
一から新たなスタートを切りたいという方には
そこも魅力に感じるところと言えます。
一つの保育園を皆で一から作り上げることは
難しさ、大変さはありますが
非常にやりがいも感じられると思いますので
そこに魅力を感じる方には
新規保育園のオープニングスタッフの求人募集を
狙ってみることはおすすめです。
結局8月に追加募集をする園は何なの？
年度途中に求人募集をしてる保育園は
それほど年度途中に退職者が出るブラック保育園なんでしょ？
と思ってしまいますよね。
確かに年度途中の求人募集には
ブラックな求人が紛れ込んでいることは考えられます。
しかしすべてがそうではないのも事実です。
保育園という職場は
3月と4月を区切り、
4月からを新年度として捉えるスタイルです。
この年度の切り替わりのタイミングで
勤務体制が変わったり
組織のメンバーにも入れ替えなどの変化は起こります。
前年度まで働いていた方が
新年度の新しい体制が自分には合わなかったという理由で
数カ月働いたのちに8月に退職をしてしまう
なんてこともあるでしょう。
また他にも
新卒の保育士さんが入社後に即退職してしまう事例もあります。
保育士として就職したものの、
社会経験を持たない新卒さんは
理想と現実のギャップに悩むことも多いでしょう。
ものの数カ月でリタイアしてしまう方も珍しくありません。
職場自体がブラックではなくても
そうした様々な理由から
年度途中で退職者が出てしまい
年度途中の追加募集を行うという園があるわけです。
年度途中に求人募集をしている保育園が
ブロックかホワイトかを見極める一つの手段としては
その保育園が
どれほどの頻度で求人を出しているかを知る事です。
年中求人を出している、高頻度で求人を毎年出している保育園であれば
退職者が後を絶たないブラック保育園の可能性が考えられます。
気になる年度途中の保育園求人を見つけた際は
その保育園の求人がいつから出ているのか
去年やおととしも高頻度で求人を出されていないか
をリサーチしてみると良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
保育士の転職に関して
8月をベストタイミングだとする方がいらっしゃいますが
ある程度の理由がある事がお分かりいただけたかと思います。
しかしながら何度も申し上げますように
ブラック保育園は常に求人に紛れ込んでいます。
8月に出ている保育園の求人がすべて良質であるわけではありません。
見極める必要が十分にありますのでご注意ください。
ライバルが増える9月の前に
転職を成功させたい気持ちは分かりますが
あせって決めた転職先がブラック保育園では
意味がありません。
焦りは絶対に禁物です。
特に既存の保育園における年度途中の求人募集は
年度途中にもかかわらず人的な環境が整わないわけですから
マイナスな理由がある場合も十分考えられます。
見極めるためには
少なくとも保育園見学は必ず行いましょう。
保育園見学のポイントやコツを別記事にて紹介していますので
そちらも併せてご覧ください↓↓
保育士が転職を成功させるカギ！保育園見学の見るべきポイント5選
今回は以上となります
最後までお読みいただきありがとうございました。
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